FORM検査

FORM検査(フォルム検査)とは、動脈硬化の程度を調べる検査で、主にABI(Ankle Brachial Index)とPWV(脈波伝播速度)を測定します。この検査は、動脈の硬さや狭窄の有無を評価し、動脈硬化の早期発見や診断に役立ちます。

動脈の狭窄・閉塞と動脈の硬さを総合的に評価できます

PWV(脈波伝播速度)を測定することで血管のしなやかさを評価することが可能で、推定した血管年齢などもわかります。
また、ABI(Ankle Brachial Index)を測定することで、血管の狭窄・閉塞の有無を診断することができ、下肢の閉塞性動脈硬化症(ASO)の診断が可能です。

その場で測定・診断が可能です

患者様に負担をかけずに服を着たままでも測定が可能であり、測定終了と同時に診断結果がプリントアウトされますので、診療時間にムダがありません。
また、測定は5分で完了します。
◇測定方法は、あおむけになった状態で両腕・両足に血圧計を巻き、心電図の電極と心音図用のマイクを装着するだけで、身体への負担は全くありません。