超音波(エコー)検査

超音波検査は、人の耳では聞くことのできない高い周波数の音波(超音波)を利用して行う検査です。
超音波を発生させる器械(プローブ)をからだの表面に当てるだけで検査を行えるため、特に準備も必要なく、短時間で手軽に受けることができます。
痛みや被爆のリスクもありません。

エコー検査でわかること

<腹部>
主に肝臓、胆嚢・胆管、膵臓、腎臓、脾臓、腹部大動脈を対象に、腫瘍や結石、炎症の有無などを確認します。

<頚動脈>
頚動脈と呼ばれる首の血管の壁の厚さやプラーク(コレステロールなどが蓄積して血管内にできた隆起)の状態を調べることで、動脈硬化の進行度合いを判定します。

<甲状腺>
甲状腺の大きさや腫瘍の有無を調べます。

<心臓>
心臓の動きや構造、大きさ、壁の厚さ、心臓内の血流を観察します。

<その他>
体表面近くの組織や臓器を調べ(乳房・リンパ節・など)、病変の有無や状態を評価します。

画像例)

心臓(Full Focus使用時)
頸動脈

肝臓/腎臓(Full Focus使用時)