膠原病とは
膠原病とは、自己免疫の異常によって体内の正常な組織や細胞を攻撃していしまう病気の総称です。
結合組織に炎症が起こることで、関節・皮膚・内臓などにさまざまな症状が現れます。慢性的に経過することが多く、専門的な知識と求められ、早期診断と継続的な管理が非常に重要です。
対応疾患
<関節リウマチ>
関節の腫れは痛みが進行し、日常生活に支障をきたすことがあります。
<全身性エリテマトーデス>
若い女性に多く、皮膚や関節・腎臓・中枢神経に症状が出る全身性疾患です。
<強皮症>
皮膚や内臓が硬くなる病気です。レイノー現象や消化器症状が見られます。
<多発性筋炎・皮膚筋炎>
筋力の低下や筋肉の炎症に加え、皮膚症状も伴う場合があります。
<シェーグレン症候群>
涙や唾液の分泌が低下し、ドライアイやドライマウスを引き起こします。
<混合性結合組織病>
複数の膠原病の特徴を併せ持つ疾患です。
<ベーチェット病>
口内炎・皮膚症状・ぶどう膜炎・血管炎など多彩な症状が見られます。
この様な症状がある方は 早めの受診をおすすめします。お気軽にご相談ください。
発熱が続く・原因不明の倦怠感
関節の痛み・腫れ・こわばり
手指のしびれ・レイノー現象(寒さで指が白くなる)
皮膚の発疹・紫斑・硬化
目や口の乾燥・涙や唾液が出にくい
呼吸困難・動悸・胸痛(肺や心臓への影響)
尿の異常(腎臓機能障害の可能性)
当院では 安藤医師が専門医として診療しています。
(毎週木曜日の午後のみ)
